トーモクグループは、創業以来70年以上にわたり、「包む」という普遍的な価値を原点に、木材を活かしたものづくり(外装木箱、建築材料・床板・木質プレハブなど)から、段ボール・紙器事業、住宅事業、運輸倉庫事業へと発展してきました。
「暮らしを支え、安心と価値を届けること」、それが私たちの存在意義であり、変わることのない経営理念です。この理念は単なるスローガンではなく、環境、社会、ステークホルダーへの責任を果たすという、企業市民としての覚悟を表しています。人口減少、高齢化、ポストコロナ時代の新たな生活様式、地政学的リスクの高まり、気候変動、生物多様性や水資源の保全、資源循環といった複雑な社会課題に直面する中、私たちはサステナビリティを経営の中核に据え、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる好循環を生み出すことを目指しています。これらの取り組みは、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献するものです。
環境
私たちは、暮らしを支える製品とサービスの提供を通じて、環境との調和を重視した事業活動を展開します。
段ボール・紙器事業では、再生可能な素材を活用し、環境に配慮したパッケージングの開発に加え、再生可能エネルギーの導入、住宅事業では、環境先進国スウェーデンの住文化を受け継ぎ、高断熱・高気密の住宅設計により、エネルギー消費の削減と快適な住環境の両立を実現、運輸倉庫事業では、効率的な輸送体制の構築を通じて、バリューチェーン全体での環境負荷低減と品質向上等、事業を通じて持続可能な価値提供を目指しています。
社会
企業市民として、私たちは地域社会との共生、人権の尊重、そして持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めます。
持続可能な木材資源の利用、サプライチェーン全体を含めた人権デューデリジェンスの実施、地域との連携や社会課題の解決にも積極的に取り組みます。
また、社員の健康と安全を守り、多様な人材がいきいきと働ける職場環境の整備を進めます。ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進を通じて、互いの違いを尊重し合い、個々の力を最大限に発揮できる組織文化の醸成に努めるとともに、働き方改革や健康経営の推進により、社員とそのご家族のウェルビーイングを支える環境づくりにも力を入れています。
ステークホルダーとの対話
私たちは、事業活動を通じて関わるすべてのステークホルダーに対して責任を負っています。株主、従業員、顧客、取引先、地域社会等、それぞれのステークホルダーの皆さまの期待に応え、公正かつ透明性のある対応を行い、信頼性を高め、持続可能な社会の実現に向けて歩み続けます。
社内には「ESG推進室」を設置し、グループ全体でサステナビリティ課題への対応を推進しています。サステナビリティ情報の開示とステークホルダーの皆さまとの対話を通じて、社会からの期待に応え、「包む」という理念を未来へとつなぎ、信頼される企業であり続けることを目指していきます。
2026年4月